2・11山谷朝行動

2・11 山谷早朝行動で金町一家と国家権力と対決して闘う

 

   東京・山谷日雇労働組合

 

 「建国記念の日」粉砕闘争に先立って、東京・山谷日雇労働組合(東京・山日労)と闘う山谷労働者は、天皇主義右翼ファシスト・金町一家解体を掲げ、朝行動に決起した。  

 朝七時、山谷・「城北労働・福祉センター(センター)」前で「建国記念の日」粉砕闘争への結集を呼びかける情宣が繰り広げられる中、対金町朝行動を闘うために、続々と山谷労働者が結集してくる。越年・越冬闘争や毎週金曜日の対金町朝行動を担ってきた労働者たちだ。対金町朝行動の開始にあたって、共に闘う支援の仲間たちが、闘う決意をこめた連帯あいさつをおこなう。東京都地域連合労働組合、神奈川県地域連合労働組合、全国学生社会思想研究会連合の発言を受けた後、東京・山日労が「『建国記念の日』は、労働者に『天皇に忠誠を尽くせ』『天皇のために戦え』と強制することを目的にしている。天皇主義右翼ファシスト・国粋会金町一家解体を闘い、『建国記念の日』粉砕の闘いを、山谷労働者が先頭に起って闘おう。安倍が朝鮮反革命戦争突入の衝動を強め、反共ファシストの天皇代替わりを契機にした天皇制の下への屈服を強制する動きが強まる中、対ファシスト戦を堅持してきた寄せ場労働運動が、すべての労働者の最先頭で闘おう」と基調を提起した。

 結集した労働者は、隊列を整え、東京・山日労の組合旗を先頭に、「ワッショイ」のかけ声とともに、センター前から金町一家の事務所に向けて進撃を開始する。警視庁公安や浅草警察の私服刑事がデモ隊に張り付き、弾圧を狙うが、越年・越冬闘争で鍛えられた固いスクラムと部隊の熱気に圧倒され、何一つ手出しはできない。「山谷通り」に進撃した部隊は、多くの労働者人民の注目と「ガンバレ」「金町解体」の声援を受ける。思う存分山谷を制圧するワッショイ・デモをやりぬき、センターに戻った部隊は、「金町一家解体まで闘うぞ」とジュプレヒコールをあげ、佐藤さん・山岡さん虐殺への報復と金町一家解体の決意を固め、朝行動を終えていった。