10・21「関西生コン」潰しの大弾圧を許さない!第二回「週刊実話」裁判

10・21

「関西生コン」潰しの大弾圧を許さない!第二回「週刊実話」裁判

 

「週刊実話」の労働組合敵視、弾圧賛美の捏造記事を許すな

 

 10月21日、第2回「週刊実話」裁判が闘われた。昨年8月から始まった「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関西地区生コン支部)」に対する弾圧は、今現在も続いている。9月4日、「生コンクリート協同組合から1億5000万円を脅し取った」として、京都府警は、「恐喝容疑」で「関西地区生コン支部」の武建一執行委員長と、湯川裕司副執行委員長を再逮捕し、逮捕者は延べで実に80人をゆうに越えている。こうした中で、「週刊実話」は、2019年2月21日号、2月28日号、3月7日号の3回にわたって一ノ宮美成なるライターが書いた「ブラックマネー 関西地区生コン事件」なる記事を掲載した。その内容は、「『関西地区生コン支部』の委員長・武は、典型的な労働貴族であって贅沢三昧」「『関西地区生コン支部』は、ストと称して業務妨害を行ない、生コン業者を恐喝して多額の資金を得ている」「今回、司直の摘発が入り、逮捕者続出で組合は存続の危機」といった、労働組合敵視、弾圧賛美の内容だ。

 この「週刊実話」という捏造記事を撒き散らす悪質ジャーナリズムへの反撃を行ない、「関西地区生コン支部」への弾圧の本質を明らかにし、広く世論に訴えるために、「関西地区生コン支部」が原告となり、「週刊実話」を発行する株式会社日本ジャーナル出版と執筆した一ノ宮美成を被告として損害賠償請求と謝罪文の掲載を求めて東京地裁に民事裁判が提訴された。7月10日の第一回口頭弁論に引き続き、10月21日に第2回「週刊実話」裁判が闘われたのだ。

 

東京地裁前で情宣活動

 

 この日、正午から東京地裁前には、関西から駆けつけた「関西地区生コン支部」の西山直洋執行委員や、「関西地区生コン支部」を支援する労働者が集まり、午後3時からの第2回「週刊実話」裁判と、11月1日に開催される「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!!11・1東京集会」への結集を呼びかけるビラを配布する。救援連絡センターのメンバーや、西山執行委員が、裁判所前を行き交う人々に、「関西地区生コン支部」への弾圧が強行されていること、「関西地区生コン支部」弾圧を賛美し捏造記事を撒き散らす「週刊実話」をともに追及することを、マイクで訴える。

 午後1時には、正午からの情宣活動を終了し、東京地裁の向かいにある中央合同庁舎第2号館に入っている警察庁前に移動する。午後1時半過ぎから、今回の「関西地区生コン支部」に対する大阪府警、滋賀県警、京都府警による不当弾圧に責任を取るべき警察庁に対する抗議申し入れと請願行動が行なわれる。「関西地区生コン支部」の西山執行委員を先頭に、「週刊実話提訴弁護団」、救援連絡センター、支援の仲間など、7人が中央合同庁舎第2号館の中に入っていく。抗議行動に参加した労働者・市民は、庁舎の前に布陣し、警察庁に対して抗議のシュプレヒコールを叩きつける。ところが、7月10日と同様、抗議申し入れと請願行動に対して、受付で取り次ぐように追及しても、取り次ぐこともまったくしない。この対応に対して、結集した労働者の怒りは一気に高まる。受付で対応している職員は、ALSOK警備保障会社の職員で、請願権の行使に肩代わりして妨害するということが総務省の中でおきていることが代表団から報告され、全体で抗議のシュプレヒコールを叩きつけていった。

 

捏造記事執筆者と株式会社日本ジャーナル出版が逃亡

 

 午後3時からは、いよいよ「週刊実話」を追及する法廷での闘いだ。7月10日の第1回裁判では、「ネトウヨ」らしき人間が法廷に入ったことを総括し、裁判の妨害をさせないための布陣を敷く。傍聴席の数を超える労働者が結集し、抽選が行なわれ、傍聴券を手に入れた労働者が705号法廷に入っていく。今日の法廷では、被告側の反論ということになっていたが、答弁書を出しているということで、一ノ宮美成と株式会社日本ジャーナル出版の法廷での陳述はなかった。闘う「関西地区生コン支部」と多くの支援の労働者の闘いに恐怖し、われわれの前から逃亡したということだ。「週刊実話提訴弁護団」から裁判所に「多数の警備員を配置するのは裁判所の予断があるからではないのか。警備法廷でやるので、裁判の進行も遅い。警備法廷を止めてもらいたい。進行を早くして欲しい」旨、要望がなされた。次回の裁判の日程は、来年2月17日に指定され、閉廷した。

 閉廷後、弁護士会館の一階のロビーに移り、第2回「週刊実話」裁判の集約が行なわれた。「関西地区生コン支部」の西山執行委員のあいさつ、「週刊実話提訴弁護団」5人からの発言をそれぞれ受けた。今後も、裁判長の不当な訴訟指揮には抗議の声をあげ、「団結否認」「関生解体」の攻撃を許さぬ裁判闘争をやりぬく決意と「ネトウヨ」の妨害を封殺して裁判闘争が闘われたことを確認し、当日の行動を終えていった。

                            〈東京・山谷日雇労働組合〉