「乾坤一擲」(けんこんいってき)

乾坤一擲(けんこんいってき)

 

 菅は、「東京五輪」の開催をもって、「国威発揚」「政権浮揚」「戦争準備」を目論んだ。しかし、その結果は、「新型コロナ」の「感染爆発」、「医療崩壊」を引き起こし、支持率は、2割台に落ち込んでいる。▼9割が「デルタ株」に置き換わった「新型コロナ」の感染拡大は、8月に入り、全国で毎日2万人を超える新規感染者数となっている。医療崩壊の結果、東京都では、新規感染者の10人に1人しか入院できない状況となっている。全国では10万人を超える労働者人民が「自宅療養」を強いられ、医療を保障されることもなく、命を奪われている。▼菅は、「感染爆発」を受け、全国の「都道府県」の三分の二以上に「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」を発令・拡大したが、その期限を9月12日までの短期としている。その理由は、何ら科学的根拠によるものではなく、9月末までの自民党総裁の任期切れの前に衆院を解散し、衆院選に勝利することで総裁選を無投票で乗り切るという「再選戦略」に基づいたものだ。▼医療体制を強化し、労働者人民の命を守るどころか、菅の胸中にあるのは、自らの延命であり、改憲―戦争、戦争国家作りに突撃することだ。来年度の防衛予算を過去最大の5・4兆円に積み上げ、9月には全国の陸自14万人を動員した30年ぶりの大規模演習を強行しようとしている。▼一日も早く菅を打倒しなければ、「コロナ感染死」、「コロナ解雇」―貧窮死、戦争動員で犠牲にされる労働者は増え続ける。全労交が先頭に起って、菅政府打倒に進撃しよう。(木村)